ヒプノセラピーとは?
ヒプノセラピー(催眠療法)は、心理療法の一つです。
ヒプノセラピーは、普段の意識では気づいていない無意識(潜在意識)にアクセスし、
顕在意識と無意識(潜在意識)の繋がった状態でセラピーを行うものです。
顕在意識は、論理的・理性的な考えを司っています。
潜在意識は、感情・感覚・直感・想像力を司っています。
普段は、この二つの意識の間にはクリティカルファクターという膜が存在していると言われています。この膜で守られているため簡単に潜在意識に入っていくことが出来ません。
8~9歳頃までは、この膜が弱いため二つの意識がつながっている状態です。しかし、だんだん大人になるにつれて膜が発達していきます。
無意識にアクセスするために必要なことは、リラックスすることです。ヒプノセラピーは、ヒプノセラピストの誘導により、心と体をリラックスしていきます。
潜在意識に繋がった状態になることで、クライアントが普段忘れていた過去の想いや感情にアクセスしやすくなります。そこで感情の浄化が起きたり、気づきを得たりすることもあるかもしれません。
また、悪習慣を変えていくことにも ヒプノセラピーはお役にたてるかもしれません。
しかし、それらは、決してクライアントの意志に反して行われることはありません。それらを癒す選択をするのも、クライアント本人なのです。
※ 多重人格 統合失調症 ヒステリー てんかん発作がある場合は、基本的にヒプノセラピーをお断りしています。また、ある環境下において大きなトラウマを抱えていて、精神的にかなり抑圧されている状態の方は、医師の許可を得てください。